腫瘍・癌を患う犬だけでなく、ドッグフードとして優れた内容の「和漢 みらいのドッグフード G・A・N+」。
癌を患う犬の”特別療法食“としておすすめできる理由が多いフードですが、特に注目したいポイントは以下のとおり。
- 最新の臨床栄養学をベースにしている
- 89種もの和漢植物を使用
- シニア犬でも食べやすいキブル
- 免疫力の向上に欠かせない成分を配合
- 常にアップデートされるフードの構成
本記事では和漢 みらいのドッグフード G・A・N+の特徴について解説。
上記のポイントを中心に、
- なぜ、フードを切り替える必要があるのか
- なぜ、みらいのドッグフードがおすすめなのか
を詳しく解説していきます。
もくじ
腫瘍・癌がある犬に最適なドッグフードとは
健康体の犬と、腫瘍・癌を患っている犬。
健康体の犬であれば「AAFCO」の栄養基準に沿ったドッグフードが最適です。
しかしながら、犬が必要とする栄養素は腫瘍も必要とする栄養のため、犬の体から栄養素を奪って成長していきます。
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下記は最新の臨床栄養学による、癌を患う犬に推奨される摂取の割合です(乾物ベース)。
- タンパク質:30〜45%
- 炭水化物:25%以下
- 脂肪分:25〜40%
- オメガ3脂肪酸:5%以上
腫瘍・癌細胞の成長を妨げるには糖質やタンパク質、脂質の摂取バランスが大事になります。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+は最新の臨床栄養学に基づき、癌を患う犬に最適なバランスで原材料が構成されている”特別療法食“のドッグフードとなっています。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+の原材料
具体的に原材料について見ていきましょう。
比較として市販のドッグフードの原材料と比較していきます。
製品名 | 原材料(上記5品種のみ抜粋) |
---|---|
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+ | 生肉(鹿、牛、鶏、馬、魚)、玄米、大麦、国産雑節、サツマイモ ほか |
アカナ シニアドッグ |
新鮮鶏肉(16%)、鶏肉ミール(15%)、七面鳥肉ミール(14%)、赤レンズ豆、丸ごとグリンピース ほか |
ロイヤルカナン ミニインドア シニア |
とうもろこし、米、とうもろこし粉、植物性分離タンパク*、肉類(鶏、七面鳥) ほか |
シュプレモ エイジングケア |
チキン(肉)、チキンミール、玄米、粗挽き米、米糠 ほか |
「アカナ」は上位3つの原材料で45%の動物性タンパク質を使用。前述の推奨摂取割合をクリアした構成となっています。
一方、ロイヤルカナンは第1〜第3主原料まで炭水化物が使われています。癌を患っている犬は「とうもろこし」や「白米」といった炭水化物の摂取量に注意が必要です。
ただし、炭水化物からも多くの栄養を摂取できるので、完全に摂取しないほうが良いということではありません。
腫瘍のある犬に配慮した炭水化物をバランス良く配合
癌細胞は糖質を栄養としますが、炭水化物の中でも玄米や大麦、サツマイモは糖質(ブドウ糖)の吸収を妨げる(または緩やかにする)効果を持ちます。
そのため腫瘍がある場合でも、比較的相性の良い炭水化物ということが言えるわけです。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+は炭水化物の”種類”にも配慮し、原材料の面からも腫瘍に対応したドッグフードとなっています。
低アレルゲンで高品質な鹿肉を使用
近年は食物アレルギーを持つ犬も多いですが、低アレルゲンな原材料として注目される「鹿肉」を主原料にしたドッグフードに切り替えるケースは多いです。
そして、和漢 みらいのドッグフード G・A・N+の主原料にも鹿肉が使用されています。
鹿肉は低アレルゲンなうえに、
- 高タンパク
- 低脂質
- 高カルシウム
と、癌を患う犬にとっても相性が良い動物性タンパク質という点がポイントになっています。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+の成分値
続いて各フードの成分値についても比較していきます。
製品名 | タンパク質 | 脂質 | 粗繊維 | 粗灰分 | 水分 | カロリー (/100g) |
---|---|---|---|---|---|---|
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+ | 39.5% | 10.9% | 2.9% | 6.8% | 6.7% | 347kcal以上 |
アカナ シニアドッグ |
33%以上 | 14%以上 | 6%以下 | 6%以下 | 12%以下 | 332.5kcal |
ロイヤルカナン ミニインドア シニア |
22.0%以上 | 12.0%以上 | 2.5%以下 | 6.7%以下 | 10.5%以下 | 382kcal |
シュプレモ エイジングケア |
27.0%以上 | 13.0%以上 | 4.0%以上 | 10.5%以下 | 10.0%以下 | 350kcal |
アカナは原材料の上位3つに動物性タンパク質を45%以上で使用。成分値も高タンパク・高脂質と、腫瘍のある犬にも理想的な割合です。
一方、和漢 みらいのドッグフード G・A・N+も高タンパク・高脂質のバランスで、炭水化物を抑えた(糖質制限)構成であることがわかります。
臨床栄養学をベースに見れば、今回比較したフードの中でも「アカナ」と和漢 みらいのドッグフード G・A・N+は共に栄養バランスの整ったフードと言えるでしょう。
免疫力向上に必須なオメガ3脂肪酸を高配合
フード全体で「オメガ3脂肪酸の摂取量を5%以上に」というのが最新の臨床栄養学による指標となっていますが・・・
オメガ3?オメガ9?脂肪酸について詳しくないので、脂肪酸の種類について簡単に整理してみます。
主に含まれるもの | 腫瘍に対する効果・働き | |
---|---|---|
オメガ3脂肪酸 (EPA、DHAなど) |
魚 アマニ油など |
白血球の働きを抑制。 癌細胞の成長を抑制し、免疫力を高める |
オメガ6脂肪酸 (リノール酸など) |
大豆油 コーン油など |
白血球を活性化。ただし、癌細胞の成長を助ける 可能性があるので避けるべき |
オメガ9脂肪酸 (オレイン酸など) |
菜種油 オリーブオイルなど |
悪玉コレステロール濃度を下げる働き。 熱に強く、腫瘍に対しては中立 |
飽和脂肪酸 (ステアリン酸など) |
肉、バターなど | エネルギー源として利用。 腫瘍は利用できない? |
基本的にオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は摂取量のバランスが重要なのだそう。
一方、
- 癌を患う犬にとってはオメガ3脂肪酸が重要
- 逆にオメガ6脂肪酸は避けるべき
というのが、栄養臨床学が推奨する考え方となっています。
オメガ(ω)3タイプの多価不飽和脂肪酸(特にエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)など)は、がん細胞の成長や転移を抑制し、免疫力を増強、悪液質を改善する効果などがあると考えられています。
オメガ(ω)6タイプの多価不飽和脂肪酸(リノール酸、γ-リノレン酸など)は、がん細胞の成長と転移を助長する可能性があることが指摘されています。
180℃の耐熱性のあるオイルを使用
オメガ3脂肪酸を含む「アマニ油」は、50℃以上で破壊され酸化していってしまいます。
一方、和漢 みらいのドッグフード G・A・N+に含まれるオメガ3脂肪酸は、180℃でも破壊されない「サチャインチ・オイル(グリーンナッツ・オイル)」と呼ばれるオイルを使用。
耐熱性のあるオイルなので、製造過程で栄養素が破壊されることもなく、しっかりとオメガ3脂肪酸を摂取させることができるわけです。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+と和漢植物のちから
原材料と成分値だけの比較では、腫瘍対応フードとして販売されている和漢 みらいのドッグフード G・A・N+とアカナに、そこまでの差は無い?という感じでした。
が、和漢 みらいのドッグフード G・A・N+の重要なポイントとなっているのが「和漢植物」です。
和漢とは日本古来から伝わる生薬のこと。漢方薬や薬膳料理が身近なものかもしれませんね。
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薬のような効果も期待できる薬膳料理や漢方。
この考え方を取り入れているのが和漢 みらいのドッグフード G・A・N+で、和漢植物を配合することで、癌を患う犬の免疫力をさらに高め、腫瘍と闘える体作りを目指します。
腫瘍に対してアプローチできるフードである点は他のフードと決定的に異なり、他にはないドッグフードとなっています。
“7大栄養素”をカバーする89種の原材料
以下は和漢 みらいのドッグフード G・A・N+に含まれる全ての原材料(※執筆時点)です。
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非常に多くの原材料が使用されていることがわかります。
和漢植物として使用されている原材料は実に89種に及び、3大栄養素から7大栄養素までをカバーする内容に仕上げられています。
7大栄養素とは?
3大栄養素は知っていても、「7大栄養素」はあまり聴き馴染みがないかもしれませんね。
栄養素の名前 | 体内での働き | |
---|---|---|
3大栄養素 | タンパク質 | エネルギーとして必須の成分 |
糖質 | ||
脂質 | ||
5大栄養素 | ビタミン | 健康な身体を維持するために必要な栄養 |
ミネラル | ||
6大栄養素 | 食物繊維 | 健康な腸内を維持するのに必要 |
7大栄養素 | ファイトケミカル | 体内の酸化を防ぎ、体質を改善させる |
簡単にまとめるとこんな感じに。
因みに犬の必須栄養素は5大栄養素。
これに加えて「水」が加わることで、犬の必須栄養素は6大栄養素と言われています。
そして最新の栄養学では、ここに「食物繊維」と「ファイトケミカル」が重要と考えられてきています。
“第2の心臓”の働きを向上させる食物繊維
食物繊維の多くは野菜から摂取されます。
その働きは人間でもおなじみの通り、便通の改善をはじめ、腸内環境の改善に大きな役割を果たしてくれます。
腸は「第2の心臓」とも言われるとおり、脳と密接な関係にあり、脳に次いで神経細胞が集まっている場所。
腸内環境を整えることは、健康な体を維持するために欠かせない重要なポイントなのです。
「ファイトケミカル」とは
ファイトケミカルとは、野菜などの食物に含まれる化学成分のこと。
内外部で有害となるものから、自らの身を守るための成分をファイトケミカルと呼びます。
例えば”苦味”を持つ野菜。
種を残すため苦味成分を身につけ、動物に食べられないように”進化”してきました。
この苦味こそが、ファイトケミカルというわけです。
そんなファイトケミカルが持つ効果は抗酸化作用として重要な役割を果たし、体内の酸化(病気や老化など)を助長させる活性酸素に対して強い効果を発揮すると言われています。
こうした効果は人間だけでなく、ペットとして飼われている犬にも有効的であることが証明されているんです。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+に含まれるファイトケミカルは普段からよく耳にするものばかりで、代表的なものを挙げると
- アントシアニン
- リコピン
- カプサイシン
- ルテイン
- アスタキサンチン
- リモネン
など、多数のファイトケミカルが含まれています。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+を選ぶべき理由
和漢植物がいかに重要な役割を果たし、和漢 みらいのドッグフード G・A・N+の大きなポイントとなっているのかを解説してきました。
ここまででも十分に癌を患う犬に向けた特別療法食であるかがわかったかと思いますが、まだまだ紹介するべきポイントがあります。
少し長くなってしまったので、簡単にかい摘んで説明していきます!
みらいのドッグフードを選ぶべきポイント①
開発段階からヒューマングレードのフード
特別療法食とは、犬が抱えているトラブルに対してプラスの効果を与え、食から健康を支えていく事を目的としたフードです。
「獣医師推奨」といった文言があるフードは多いですが、みらいのドッグフードは
- 獣医師
- 製薬会社
- 国産キノコ業者
- 無農薬農家
と、療法食を作るのに最高な環境と協力のもとで開発されています。
- 獣医師は”犬の生体“に関するエキスパートとして
- 製薬会社は”医療“のエキスパートとして
- 国産キノコ業者と無農薬農家は”原材料“のエキスパートとして
フードに使用される原材料や製造工程において、ヒューマングレードであるフードは多くなってきていますが、みらいのドッグフードは開発段階からもヒューマングレードのドッグフードです。
みらいのドッグフードを選ぶべきポイント②
独自に開発される和漢植物のちから
「アガリクス」や「霊芝」など、漢方にも広く使われているきのこ類。
みらいのドッグフードは効果・効能に期待のできるきのこ類を10種配合しており、ひとつの効能だけでなく、多品種からの総合的な免疫向上を目指します。
また、単に10種のきのこ類を使用するのではなく、新たな栽培方法で「βグルカン」の含有量を3倍にまで高めたアガリクスなど、一つ一つの品質も高いきのこ類を採用。
これもキノコ業者とのコラボによるおかげです。
みらいのドッグフードを選ぶべきポイント③
耐熱性のあるオイルで栄養価も破壊されずに摂取できる
安価なドッグフードはコストや生産性重視のため高温・高圧力で製造(エクストルーダー製法と呼ばれます)されていますが、この製法では栄養素が破壊されるという指摘も。
また、一般的なドッグフードでは
- 植物油
- 植物性脂肪
といった油が使用されていますが、これらはオメガ6脂肪酸を含むうえ、耐熱性もありません。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+は前述でも説明したサチャインチ・オイル(オメガ3脂肪酸)に加え、純度100%の菜種油(オメガ9脂肪酸)を使用。
オメガ9脂肪酸は熱にも強く、腫瘍に対して何の影響も及ぼさないと考えられているため、ドッグフードに適した”油”というわけです。(製造工程で影響がないということ)
みらいのドッグフードを選ぶべきポイント④
砕けやすいキブル(粒)でシニア犬にも安心
みらいのドッグフードは栄養素はもちろん、風味も残したままで製造が可能な低温低圧力製法で製造されています。
栄養や風味を損なうことなくフードが製造されるので、食いつきにも期待が持てる製法となっています。
そして意外と重要なポイントとなるのが、キブル(粒)が砕けやすく、シニア犬や病中の犬にも最適である点です。
“ふやかし”もしやすいので、食欲が低下している時はぬるま湯で少しだけふやかしてあげると風味も立ち、食いつきが良くなりますよ。
みらいのドッグフードを選ぶべきポイント⑤
常にアップデートされるみらいのドッグフード
これまで原材料について触れてきましたが、和漢 みらいのドッグフード G・A・N+は定期的に配合レシピのバージョンアップが図られており、原材料のアップデートが行われています。
- 2020/03/01
- 枸杞子、桂皮、陳皮、当帰の葉、ノコギリヤシ、黒ガリンガル、ガジュツ、サラシア等、全50種以上和漢成分を強化。
- 2019/02/01
- ミドリムシ(ユーグレナ)追加
- 2018/06/01
- サチャインチオイル増量、サチャインチパウダー追加、高麗人参、セルロース、イヌリン追加
- 2018/04/01
- マイタケ追加、グルコサミン増量
- 2017/12/20
- サチャインチオイル(オメガ3脂肪酸),クマザサ,田七人参,ツバメの巣(糖鎖)追加
- 2017/10/10
- 海藻(フコイダン)、カワラタケ(サルノコシカケ)※キノコ全10種、紅豆杉(コウトウスギ)追加
最近の更新情報を確認しても上記のとおり。
結構なペースで原材料のアップデートが行われているほか、公開されている情報以外の原材料変更も行われます。
ドッグフードの内容が切り替わると「犬が食べなくなるかも!」と心配する飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、この原材料のバージョンアップは免疫枯渇という考えに基づくものなんです。
「免疫枯渇」とは?
免疫枯渇とは、犬の体が和漢植物の効果・作用に慣れてしまうことの意味。
定期的に内容を変えて変化を与えることで、常に最適な効果・作用を与えられるようにしているのです。
例えば、人間で言えば鎮痛剤。
同じ鎮痛剤を飲み続けていれば身体が鎮痛剤の成分に慣れてしまい、鎮痛効果が得られなくなるのと同じことです。
薬で例を出しましたが、これは漢方でも同じこと。
始めは効果があっても、次第に身体が適応してきてしまい、せっかくの効果も薄れていくわけです。
この点は「特別療法食」というだけあり、意外と他にはない優れたポイントです。
さいごに
腫瘍など病気を患うと、自分自身も焦って色々なフードを試してみたり、色々なサプリメントを試してみたりしちゃいますが、安心して続けられるフードにはなかなか出会えないものです。
和漢 みらいのドッグフード G・A・N+は、長く与え続けていくことに意味があり、かつ安心して続けていけるドッグフードです。
病気を患っている場合も食の部分から信頼して与えていけるドッグフードだと思います。
どうしようか迷っている飼い主さんは、一度試す価値はあるかと思いますので、まずは実質無料のお試しサンプルから始めてみてはいかがでしょうか。